FAQ

新しいSSDは使用前に初期化する必要があります。設定手順は以下のとおりです。
1. Win + Rを押し、「diskmgmt.msc」と入力してディスクの管理を開きます。
2. 「未初期化」と表示されているSSDを見つけて右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。
3. GPT（2TBを超えるドライブの場合）またはMBR（2TB未満のドライブの場合）を選択します。
4. 「未割り当て」領域を右クリックし、新しいボリュームを作成してNTFSまたはexFATでフォーマットします。

・接続の確認：SATA / NVMeケーブルを交換したり、別のスロットを試したりしてテストしてください。
・BIOS設定の確認：BIOSでSSDが検出されているかどうかを確認してください。
・ディスク管理ツール：Win + Rキーを押してdiskmgmt.mscを開き、ディスクが表示されるかどうかを確認してください。
・ドライバーの更新：デバイスマネージャーでSSDドライバーを更新してください。
・CMDを使用したトラブルシューティング：
1. コマンドプロンプト（管理者として実行）を開きます。
2. 「diskpart」→「list disk」と入力して、SSDの検出状況を確認します。

SSDは回転ディスクを使用しておらず、「不良セクタ」も存在しないため、従来のハードドライブ（HDD）診断ツールはSSDには機能しません。SSDの状態を確認するには、SP ToolBoxのようなSSD専用ツールを使用するのが最適です。

考えられる原因は以下のとおりです。
・BIOS設定が正しくない：BIOSに入り、SATAをAHCIモードに設定してください。
・SSDコントローラチップの問題：SSDを取り外し、再度接続してみてください。問題が解決しない場合は、修理または交換が必要になる可能性があります。
・パーティションテーブルの破損：ディスクの管理を使用してSSDを再初期化できますが、すべてのデータが消去されます。

この違いは、メーカーとコンピューターのストレージ容量の計算方法に起因します。

・メーカーは10進法を使用します：1GB = 1,000MB
・コンピューターは2進法を使用します：1GB = 1,024MB

例えば、1TB(1,000GB)のSSDは、コンピューター上では約931GBと表示されます。また、システムはキャッシュとバックアップ用に一定の領域を確保しています。

・過度な書き込みを避ける：SSDの書き込み寿命(TBW)には限りがあるため、大規模な連続書き込みは避けてください。
・ガベージコレクション(GC)プロセスがスムーズに実行されるよう、十分な空き容量(10～20%)を確保してください。
・最適なパフォーマンスと安定性を確保するために、ファームウェアを定期的に更新してください。
・SP ToolBoxなどのSSD監視ツールを使用し、ドライブの状態と寿命指標(TBW、不良セクタなど)をご確認ください。

SSDの状態は以下の方法で確認できます。
・SP ToolBox (Windows)：SSDの健全性、総書き込みデータ量 (TBW)、不良ブロックを監視します。
・速度テスト：WindowsではCrystalDiskMark、MacではBlackmagic Disk Speed Testを使用して、読み取り/書き込み速度を測定します。
・温度監視：SSDの温度に注意してください。70°Cを超えると、安定性に影響する可能性があります。

SSDの過熱(70℃以上)は、速度低下やクラッシュの原因となる可能性があります。これを防ぐには、以下の点にご注意ください。
・コンピューターのエアフローが良好であることを確認してください。
・M.2 SSDの場合はヒートシンクを使用するか、マザーボード内蔵の冷却ソリューションを使用してください。
・4K動画編集など、長時間にわたる高負荷の書き込みタスクは避けてください。

SSDはシステムドライブに最適で、起動時間とアプリの読み込み速度を向上します。
推奨事項：
・Windows OSを自分でインストールする。
・2TB以上のドライブにはGPTパーティションスキームを使用する。
・SSDにWindowsをインストールし、AHCIモードを有効にして最高のパフォーマンスを得る。
・TRIMコマンドをオンにして、SSDの寿命を延ばす。

SSDのパフォーマンスは、長期間の使用により、時間の経過とともに低下する可能性があります。
主な要因と解決策は次のとおりです。
・空き容量を確保：ガベージコレクション (GC) プロセスを促進するために、少なくとも 10～20% の空き容量を確保してください。
・TRIMを有効：Windows と macOS はどちらも、SSDの最高のパフォーマンスを維持するためにTRIMコマンドを自動的に有効にします。
・長くて重いファイルの書き込みを制限：4Kビデオ編集などのタスクでは、HDDをストレージドライブとして使用します。
・定期的に再起動する：これにより、SSDの内部ガベージコレクションが実行され、パフォーマンスが向上します。

考えられる解決策は以下のとおりです。
・BIOSでCSM（互換性サポートモジュール）を有効にし、SSDを再スキャンします。
・一部のIntelプラットフォームでSSD検出に必要なIntel Rapid Storage Technology（IRST）ドライバーをインストールします。
・BIOS設定でVMD（ボリューム管理デバイス）コントローラーを無効にします。